06月10日の不健康

  • 朝大学についてどっきり。いつも筆箱の中に入れているUSBフラッシュメモリが、ない。あれ?と思って鞄の中をがさがさ。ない。よく考えてみれば、昨日は酔って帰ったので、鞄を開け閉めしていないのだ。つまり、昨日大学を出たときのままのハズ。じゃあ昨日からメモリを忘れていったのか?と端末室を探して見るも、ない。うぉぉーい、仕事が全然できませんよ。それどころか、最新情報をコピーしていないので、研究が一週間ぐらい戻っちゃうよ。うぉぉーい。ところがありがたいことに、事務の方で忘れ物として預かっていてくれました。ほーっ。
  • 入門・マインドサイエンスの思想―心の科学をめぐる現代哲学の論争』 という本を読んでいる。後輩に紹介してもらった本で、“心理学の哲学”についてよくまとまっている本だ。読んでいる気持ちは複雑だ。わかりやすくて、ありがたいなぁと思うのが第一印象か。この手の勉強は、自分で哲学から認知科学、コンピュータ書などをよんで、自分なりに理解しなければならないと思っていたのに、こんな簡単なテキストにしてくれているとは。ふーん、こんな考え方があるんだ、と思っていることが「○○論」とか「○○派」というラベルまで付けてくれるもんだから、痛み入る。
  • ちょっとさめて考えると何を今更、と思うのだ。何で今頃、こんなものがブームになってるのかがわからない。10〜15年前からあった話なのだが、最近この手の本がいっぱい出ているということは、今ブームってコトなんでしょ。もちろん、答えが出ている訳じゃないので、自分はこういう考えでやっていくんだ、という割り切りしかないじゃない。もちろん、自分の考え方はまだまだ固まっていないので、それほど偉そうに言えないのですが。いかし今、改めて考えなければならない研究者がいるとしたら、今までどういうつもりで研究してきたのか、理解に苦しみますよ。あと、専門が科学哲学って人もどうなんですか。科学者は全員、科学哲学を持っていなければならないんじゃないですか。科学者に(科学)哲学を啓蒙するための専門家って必要なのか。
  • そういうわけで。本自体はいいものです。入門書として適している。この本も合わせて読むとよい。科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)
  • 今週は、研究にちゃんと時間がとれてよかったです。なかなか充実していた。もっとも、主たる問題からは少し目を離していますが。近々あれとがっぷり四つに組まないかんのやろな・・・
  • 資料をノートに張って整理するとき、今までは両面テープを使っていたのだが、大学にスプレーのりがあったのでそれを使ってみる。しかも、スプレーのりを使うためのスプレーブースなるものがあるのだ!コレは便利ですよ。

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  • 大学院の後輩が、体の調子が悪いということで精密検査を受けに行った。就職活動中で、そのストレスの成果、俺より身長が高いのに、体重は10kgも軽いのだ。ガリガリ君。どこか悪いんじゃないか、というと、最近確かに腸が痛いとか言い出したので、病院に行けといった。しかし、どうして俺の周りの大学院生は、請うも不健康対が多いかね(苦笑)
  • ドラマを見る。「踊る!親分探偵マツケンサンバが謎を解く?!下町の元組長が探偵として悪党を一刀両断!人情厚い親分と子分衆が殺人事件の謎に迫る!愛娘との絆に思わず涙・・・!」というタイトル。このタイトルで、内容のほとんどを説明しきっている。ストーリーはスカスカ。ただ、松平健が出て、最後にサンバを踊るということだけを目的に話を作っている。最低だわ(笑)誰が見るんだ、こんなもん?って、言うてる俺みたいなヤツが、結構日本中に居るんだろうな。パンダの着ぐるみの中に入っている松平健を見られただけでも、良しとするか。あんなに背筋のよい、肩のかっちりした着ぐるみがあるか。
  • いよいよ娘が寝返りをしたらしい!しかし、妻がちょっと目を離しているスキにしちゃったらしい。手を洗って戻ってきたら、ひっくり返っていたそうな。その後、目の前に転がしても、できてない。うーん、親の前でやってよー。