ことわざには言うけれど、本当に大変なことです、アレは。

ゼミ合宿の次は家庭内合宿?でした。
妻の実家に泊まり込んだのだ。よく考えれば初めてのことでしたが。

妻は実家で赤子の面倒を見ている。応接間を母子の間としてもらっている。ここは防音がしっかりしていて、中での音が外に漏れない。つまり、夜中に子どもが大泣きしても、妻が一人で対応しなければならない。赤ちゃんはほぼ誰でもそうみたいなのだが、生活が夜型なので、大変である。妻も夜型にできればよいが、日中は客が来たりするのでそういうわけにも行かない。今まで私は、日中出かけていって、顔を見て、「あー、よく寝てるわ、カワイイカワイイ」などと思っていたが、それにはこの夜の苦労の賜物なのである。ともかく、妻を助けに行ってきました。

12日の昼間、先方について沐浴させる。その後、友人S一家が来てくれる。9ヶ月目に入った許嫁を連れて。許嫁と言っても、互いの子ども同士が結婚してもいいよね、という程度の申し合わせなのだが。ま、出会いの可能性を増やしておいてあげたかったのさ。
しかし、9ヶ月目の男の子、元気ですなぁ。親を登ろうとするわ、奇声を発するわ、メガネが興味深げだわ(笑)うちの子もああなるのかしら。それとも、女の子はもう少しおとなしいのかしら。

さて、夜。本番。
マンガやJavaの本を読みながら過ごす。妻には休んでもらう。母乳だけは私がどうこうできる問題ではないので、それ以外は寝ててもらおうと。
まず、23時ぐらいに、一度母乳を欲しがる。首を左右に強烈に振りながら、口がくぉぉぉぉと開くので、それだとわかります。ここまでは私も平気。夜も序の口。
その後は寝てくれたし、一度起きたときもおしめの問題だったので、対応できた。抱っこしたり、膝の上に乗せたりするとスヤスヤ眠っている。
3時ぐらいにもう一度母乳。ところが!その後がなかなか寝ないのだ。
あやしていると、段々目が閉じられていって、ピタリと閉じれば寝たものと思われる。ところが、「じゃー、俺もそろそろ寝るか」と、子どもをベッドにやると起きるのである。
もう一度あやすところからやり直し。一度起きると、目をつぶるまで20分ほどあやしていなければならない。

結局、6時ぐらいまで寝てくれませんでした。
もちろん、朝に近づくと体力がなくなっていく。が、娘はまだまだ元気だ。朝夕の区別がなく、むしろ活動時間なのだから。あやしてもあやしても寝ないので、「あーもう!どないせぇっちゅうねん!」とイライラー!とするが、そうなることが逆に子どもを泣かせるのである。これは堪えます。
朝方は、こちらは眠気のピーク。妻が起きだして変わってくれたが、何をどうすればよいのかわからない・・・と困り果てていて、ふと電気を消してみたら?と思いついて実行してみた。するとウソのようにスイッと泣きやんだ。こんなスイッチもあったのか。

午前中は昼寝?して過ごす。昼の前後で親戚や友人が来てくれる。この間、子どもは天使のような寝顔なのだ。あー、ここだけ見ていると、本質は全く伝わらんな、と改めて妻の大変さが身に染みた。
うまくできているもので、朝方寝てくれない子どもはホントに嫌なもんですが、昼間カワイイ顔ですやすや寝ているのをみると、「あー、もう、しかたねぇなぁこいつ。おれらの苦労もわかってくれよ、ウフフ♪」と思う。そう、カワイイから許せちゃうし、また頑張るかという気にさせられます。

まぁでも、毎日これだとストレスが蓄積していくだろうから、よろしくないです。また行って、夜の部を担当してあげないと!