子供の口座開設

今日の主たるタスクは、子供の名義で銀行口座を開設することと、沐浴させること。
研究のタスクは従、とまではいわないが、夜中に一人でやることですから。

さて、朝からニュースを見ていると、UFJ銀行のATMがシステムダウンして、全国区にわたって使えなくなっているらしい。こりゃちょっと出かけるのを遅らせた方がいいな、と昼過ぎに出ることにする。沐浴は14時ぐらいでいいだろう。

13時過ぎに銀行到着。
今日は25日、給料日の人が多いのか、銀行はごった返している。
行員が「今日はどういったご用事で」というので、「口座を作りたいのですが。しかし、可能ですか」ときく。何せ、本人は産まれてまだ10日と経っていないのだ。
結局、母子手帳があればよいということだった。ぼんやり待つ。

待っている間、定期預金の案内や、自動積み立ての案内をしてくれる。ちょうどその二つをやりに来たのですよ。ついでに「私のキャッシュカード、三和時代の古いヤツだから、新しいのを作ってもらえませんか。手数料どれぐらいかかりますか」と聞いたら、この10月にまた統合するので、名前が変わっちゃうから、それまで待った方がよいですよ、との答え。なるほど、そういうニュースが流れていたな。妻が入院中の話だったので、あんまり詳しくチェックしてなかった。

待っている間、気を遣ってくれているのか、色々話しかけられる。
いつ頃お生まれですか、あぁつい最近ですか。どちらで?女のお子さん!かわいーでしょー。今は大変ですけど、首がすわるともっとかわいいですよ・・・。えへへ、わかってるってば。

さて、少し待たされて、いよいよ手続き開始。
定期口座は予定通り、母子手帳で身元確認ができるらしい。
問題は自動積み立ての方だ。

子供名義で自動積立口座を作ることはできる。これは定期口座と同じ。
で、私の口座から月々自動的に振り込んでもらうようにしたいのだが、ここで問題発生。
「トウジの口座はお持ちですか」と聞かれて、「はぁ、持ってますよ」と行って話を進めていた。その後で、UFJのキャッシュカードを見せたのだが、「あ、これは違う支店ですね」と言われる。そうなのだ。行ったのは「東寺」支店。「当時」(の)支店、と頭の中で変換していたから(ちょっと変だなとは思ったけれども!)、話がややこしくなったのだ。

支店間の自動振替はできないらしいので、じゃあ私の大阪の支店で子供名義の自動積立口座を作りましょう、となった。郵送でできますよ、と資料を持ってきてくれたお姉さんがふと手を止める。なにやら調べ物をして、渋い顔。
聞くと、郵送で口座を開設する場合、本人自書でなければならないというのだ。無理ですって(笑)
注意書きの欄にも、母子手帳があればよい、なんてコトは書いてない。できないかも・・・という空気が漂う。

解決策は二つ。一つは、私が大阪の支店まで行って、開設する。これは面倒だから、パス。もう一つは、私が東寺支店に口座を持てばよい。もっとも、二つ持っても、新しい方にインカムがないので、振り込みできない。そこで、支店変更の手続きをとることに。

ここまで話が進んで、「今日お通帳はお持ちですか」と聞かれた。いやー、持ってませんでした。だって自分の通帳作りに来た訳じゃないんだもん。
とりあえず、通帳は後で持ってきていただくことにして、と手続きを進める。

で、娘の自動積立口座開設。最初は私の口座からお金を入れて開設しようとしたが、失敗。なぜなら、振込先の口座ができていないので。できていたら、チョチョイとコンピュータの操作で振り込めるのだが。ということで、現金が必要になった。

ところが間抜けな話で、今日は持ち合わせが少ないのだ。なんせ、私のお小遣いもらえる日でもあって、この作業が終わったら自分の分をおろしに行こうと思っていたくらいだ。
で、ちょっと席を立ってATMの方へ。おろして持ってきますというコトに。

ところが今日は日が悪い。ATMが長蛇の列なのよ。トホホ。
すでに日記もずいぶん長いが、この時点で手続きに一時間以上かかってます。
並んで、お金をおろして、口座を開いた頃は二時間弱経っていた。時間も15時前である。

最後に通帳を繰り越しして終わるので、ここで通帳を取りに家まで戻ることに。すいていたら、車で片道15分ぐらいの道のりも、交通渋滞で一時間ほどかかって戻ってきた。

15時45分ぐらいになったので事前に聞いていた裏口に回る。
裏口から入れてもらって、前の通帳を破棄し、新しい通帳をもらった。
これで全部終わったわけだ。

結局銀行周りだけで二〜三時間かかりましたよ。こんなに長い間銀行にいたのは初めてじゃないかしら。疲れたわー。
まぁでも、このご時世、個人の識別にしっかり時間と手間をかけるのはいいことなのかもしれん。
結果として娘の通帳がちゃんとできたし、私も娘と同じ支店になった。期せずして、カードも新しい物が送られてくるようになったわけだし。
しんどかったけど、これも愛娘のためである。

ちなみに、沐浴は私が遅くなることが明らかだったので、妻が義母とふたりでやってくれたらしい。ごめんなさい、お任せしちゃって。次はちゃんと手伝いますからば。

あー、タイトルにあるのは、銀行で見かけたすごい機械である。仕組みはよく分からないが、係のお姉さんが書類をデスクの横にある機械に乗せて、ボタンを押す。するとピピピと音がして、なんだか処理が進むのである。
推察するに、きっとあれは、はんこを読み取っているのだ。少なくとも、書類全体の写真を撮っているかなんかはしているはず。すごいなぁ。ハイテクだなぁ。
勇気を出して、お姉さんに「何ですか、その機械」と聞けばよかったかなぁ。

余談だが、15時以降の店内は、騒然としていました。みんな忙しそうで。
奥の方には、大きな金庫が開かれていた。映画や漫画で見るような、回す取っ手がついている。
どんな小さな支店にも、大きな金庫があるんだな、と思いました。

おわり。