みんな嘘つき

友人の結婚式に列席する。

一次会(披露宴)では、同じく友人のスピーチに感動する。
色んな意味を含ませて表現する、その技量は逸品だった。
「俺の結婚式でもスピーチしてもらったら良かったよ」というと、彼の返事は「僕も相手を選びますから」
一本取られた。

突然マイクを向けられてコメントをするコーナーがあったのだが、とある列席者の先生は、初めて彼から提出されたレポートを持ってきて読み上げていた。振られる予定がなかったのに、この準備力。人間、備えあれば憂いなしで、すごいモンダと思った。

媒酌人の先生もすごかった。新郎・新婦の経歴を、何も見ずにスラスラと語るのである。何年何月何日に生まれ、どこの小学校に行き・・・。丸暗記にしても、すげぇな。

新婦側の余興では、ある留学生が歌を歌った。スピーチが苦手だということで。
日本語と中国語で「乾杯」を歌うという。
音程は合っていたのだが、緊張したのか、テンポがちょうど2小節分早かった(笑)みんなその人に続いて歌えるぐらいだ。二番は中国語で、だったのだが、きっちり4小節分早かった。それもこれも、その人の人望のおかげで、ほほえましく受け止めることが出来たが。

二次会では綺麗な女性と写真を撮ったり、歌を歌ったりとそれなりにハッスル。楽しかったですよ。

そんなに楽しめないかなぁ、と思ったけど、お酒が入ればなんでもOKな自分のキャラクターも手伝って、今日のこの日を満喫しました。これで義理が果たせたのなら、安いものだ。

ともかく幸あれ、っすね。