岩田帯

五ヶ月目に入って、最初の戌の日である。京都では「わら天神」に行くべき日である。

安産の神様がいらっしゃるようで、ここで五ヶ月目に岩田帯を買い、臨月に入れば安産の祈祷をしてもらい、無事に生まれれば初宮参りに来る。これが京都の王道らしい。

しかもまぁ、どこにでもあるような話なのだが、神様からもらってきたお守りの中に、ワラが入っていて、このワラに節があれば「男の子」、なければ「女の子」を授かるという話らしい。
このワラ占い、面白いのは節がなければ男の子、という逆の説もあり、統合して「人によって違う」という結論に至っているそうだ。お義母さんは両方節があったのに女の子だった、という逆パターン。
ほとんど占っていないことに等しい。まぁ、要は信心ですな。。

朝からお義母さんと神社で待ち合わせる。祈祷でもしてもらえるのかと思ったら、社務所で「こちらが岩田帯セットです」と言われて、それを買っただけだ。あとは普通に、お賽銭を入れるお参り。ほんの十分ほどで済んでしまう内容だった。

わら天神はずいぶん人が来ていたから、イチイチ対応していられないということだろうか。

その後、お義母さんの希望により、仁和寺竜安寺の辺りへ移動。お昼ご飯を食べて解散。
結構イイモノをごちそうになってしまった・・・。

帰宅後、満腹になったお腹を休めている内に、いつの間にやら昼寝していた。