M-1グランプリ審査者評定の相関

M先生より好評を頂いたので、調子に乗って2007年のデータまで含めた新しい相関行列を算出してみた。
もちろん自分の講義でも使うつもりで。

参考:半帖庵

紳助 松本 ラサール 小朝 きよし 大竹 洋七 カウス 南原
紳助 1.000 0.783 0.625 0.234 0.693 0.667 0.786 0.513 0.488
松本 0.783 1.000 0.657 0.045 -0.048 0.625 0.665 0.542 0.722
ラサール 0.625 0.657 1.000 0.492 0.385 0.775 0.701 0.731 0.862
小朝 0.234 0.045 0.492 1.000 0.366 0.788 0.679 0.424 0.758
きよし 0.693 -0.048 0.385 0.366 1.000 0.945 0.730 0.722 0.871
大竹 0.667 0.625 0.775 0.788 0.945 1.000 0.756 0.702 0.826
洋七 0.786 0.665 0.701 0.679 0.730 0.756 1.000 0.600 0.666
カウス 0.513 0.542 0.731 0.424 0.722 0.702 0.600 1.000 0.761
南原 0.488 0.722 0.862 0.758 0.871 0.826 0.666 0.761 1.000

なお、鴻上尚史、青島ゆきお、立川談志、上沼恵美子、オール巨人渡辺正之(敬称略)は欠損値を含むので除外した。Nは全て同じではなく、18〜55であることに注意。

さて、このデータ。分析しても面白いことがない。単純な一因子構造っぽいのだ。前にやったときは、紳助-松本で一因子になって、他の人が別の因子になったはずだけど。お笑いの評価が一次元化している、というのであれば面白くない結果です。