秘めたるパワー

○○には秘めたるパワーがあったのです。○○を見直そう。

テレビで食物関係の話をするとき、たいがいこういう流れだが、本当にそれは「秘めたる」パワーなのだろうか。

科学技術の進歩により、今まで分解できなかった成分が分解できるようになったとか、今まで成分のはたらきがよくわからなかったが、わかるようになったとか。そういう理由の方が多いのではないか。

大豆には秘めたるパワーがあった!という話があっても、大豆にしてみたら

「いやいや、なにいうてはりますのん。隠してまへんで。今頃お気づきになりはったんですか。まぁ食べてもらえたらなんでもよろしいけど」(なぜか京都弁)

ってなもんじゃないか。

先日の「世界一受けたい授業」では、徳川家康スローフードを食べていたから、日本統一という偉業を成し遂げた!という話があって、爆笑した。当時の国民がファーストフードを食べていて、家康一人だけがスローフードで成功したのなら、そのロジックは当たってますけど。あるいは、(三河の)味噌がよかったのだ!という話も、じゃあナポレオンは味噌も食わずにどうやって偉業を成し遂げたんだ、という話になる。

そのうち、50年もしないうちに、「マク○ナルドのフライドポテトには秘めたるパワーが!みんなコレを食べて英語ぺらぺらになろう」みたいな話が出てくるかもよ。

さて、今日は子の五月に結婚する友人Sの二次会について、第一回の打ち合わせ。数人のチームで幹事をやるので、その顔合わせ。初対面の人が俺を見て引いていました。そんなに濃いキャラですか、私?