災厄の日

 最後にひどいことが起こった。

 今日は非常勤の講義最終日。来週もう一週間授業予定日はあるのだが、試験情報公開などで、講義は行わない。そのため、実質的に今日が講義最終日である。
 講義は滞りなく進み、無事前期を締めくくることができた。
 シラバス通りに進まなかったこと、そのせいもあって、後期に何を話そうか?という大問題はあるものの、とりあえず終わったのでよしとする。

 問題は試験日だ。事務室が勝手に決めるので文句は言えないが、なんと8月4日に設定されたのである。8月に入ってもまだ学校に行かなきゃならないのかよぉ〜と、非常にショックをうけますた。
 もっとも、学生の方がショックはひどいのかも知れない。夏休みだと思っていても、この日だけ試験に出てくる子もあるだろう。この日のせいで、帰省する日を考え直す子もいるだろう。なんだか可哀想なことをした?ような気がしちゃう。

 ところで、今日は講義最終日ということもあって、夫婦して飲みに出かけた。学生時代の同級生がやってる、esという店でお料理とお酒を満喫。七夕スペシャルカクテルを作ってくれて、妻はかなり喜んでいた。
 友人曰く「たらふく飲み食いしたね」というだけあって、結構なお値段であったが、ひょっとしたらまけてもらってあの値段だったのかもしれない。飲み過ぎたのかも知れない。

 二人して、楽しく帰る。楽しかったのはここまでで、最後にひどいことが起こった。