優秀!

 優秀な生徒に全力で講義するのは楽しい。

 今日は心理学実験の授業で、分析の仕方ということで、どのように分析すべきかをとうとうと述べた。自分でも、90分では足りないかなぁ、というぐらいギリギリの分量であったので、少し飛ばしながら行った。それにしてもこの大学の学生は優秀である。統計の学問的理解については言及しなかったとはいえ、いろいろ分岐する手順だけでも大変だったことと思う。それにしても、「ここは大事だよ」、「ここだけは覚えておくように」と言えば、皆がサッとノートを取りだして熱心に書き込んでいるのを見ると、みんなのやる気があるんだな、というのが伝わってきて、こちらも頑張ろうという気になるのだ。後は今日教えたことを忘れないでいてくれ。なぜか「そんなこともあったな」と遠い昔の記憶にしたり、ひどい場合は「やりましたか?あれ、このノート私の字だ。やってたのか・・・」とすっかり記憶の彼方に追いやったりする学生がいるのだ。もう一度教え直すのは、嫌だからねー。

 さて、その後二つ目の大学に移動、そこでも授業をする。
 ここの学生は、また違った良さがある。楽しく授業をすることが出来た。

 ところで、今「非常勤講師」という呼称を変えたいと思っている。テレビ局に勤めていたアナウンサーが独立したときのように、「フリーの講師」と誰か呼んでくれないだろうか。無理だろうな(笑)

 この日の夜、私たちの結婚式で司会や裏方をしてくれた友人が遊びに来た。
 かなり久しぶりのことで、お酒を飲み、妻を入れて四人で麻雀をし、楽しい週末を過ごした。
 かなり飲んだと思う。のどが痛くなっている。喋りすぎに加えて、ビールなどの酒でノドが焼けたか?(笑)
 4時半頃まで飲んでいた記憶がある。その後どうでもよくなって寝た。

 授業中、のどをからして頑張っているのに誰も言うことを聞いてくれないので、こっちが逆ギレして授業を放棄するという夢を見た。起きたら7時、妻の出勤時間。

 そう、この日記は3日に書いている。