天下一品のラーメンを食べるはずが

天下一品のラーメンを食べようと、前から決めていたのに。

昨日、意味もなく深酒をして、我が家のお酒のストックが無くなったので、「今日は天下一品でラーメンを食べて、ついでにビールも飲んで。それで足りなければ、コンビニでお酒を買い足して、ちびちびやるかぁ。」とか思っていたのだが、妻と二人して家を出たときに「最近あのお店に行ってないなぁ・・・行こうか?」ってことになった。

「あのお店」とは、大学のゼミの同級生がシェフを勤める「es」というお店。カクテルが美味しいし、料理が、あの同級生が作っているとは思えないほど、美味しいので、学生時代からずっとデートコースの一つにカウントされている素晴らしいお店なのである。

今日も美味しい料理に舌鼓を打ち、オリジナルカクテルを作ってくれたり(ミスターフジサワはきついけど慣れてくるとこういうのもアリか、と思わせる絶妙の味であった)、同級生の話題で盛り上がったりした。

最後は、最近夫婦してはまっているラーメンの話で盛り上がった。マスターも職業柄、ラーメン情報はいろいろ仕入れるらしくて、また本人も凝っているようで、あちこち行ってるなかなかの情報通。シェフも「このお店がよいよ」などいろいろ情報をくれた。

帰り道、返す返す天下一品のラーメンが欲しくなったので、地元の天下一品に行ってみた。そしたら、わずかなタイミングでラストオーダーを終えたらしく、ネオンに明りがなかったのである。

なくなったとたんに、恋しくなるのは、人の世の常である。