最終講義

今日は、佐々木先生の最終講義。

佐々木先生は関学に36年間おつとめになられ、集団力学(Group Dynamics)の授業を担当されておられた。

35年以上もの歳月である。自分が生まれたときには既に関学で授業をされていたのだなぁと思うと、なにやら頭が下がる思いである。
卒業生や他のゼミの学部生、教員も多数参加され、先生の人望と、こつこつと研究を続けてきた者に対する尊敬を表す学校・学問業界の精神に感動した次第。

さて、学部長が、授業に先立つ挨拶の言葉として、以下のように述べられた。

「先日引退した貴之花は、相撲をして15年、年齢若干30歳。それよりも長く勤めてこられた。
 横綱がひとり引退したら、関取5人がいなくなったほどであるという。
 本学においても、佐々木先生が引退されることは、関取何人に等しいのやら。」

・・・なんで関取に換算するんだろう(笑)
教員5人分とか言っておけばよいのに。笑い出しそうになったではないか。(学部長がこのページを見てないことを切に希望する)

最後の授業は滞り無く進み、先生の研究を始めるに至ったきっかけ、主たる研究内容などをあらためて聞かせていただき、勉強になった。
長い間、ご苦労様でした。

ところで、今日は予定がこれしかなかったので、すぐに帰宅して妻と買い物にでかけた。
帰り道、一息つこうと入ったマクドナルドで、新聞を見てびっくり。
来年度の阪神、遊撃手が6人もいて、ポジション争いが激しい・・・ということなのだが、その中にご贔屓の選手、久慈の名前があるではないか。

阪神のわけの分からない査定制度に腹を立て、反抗したら、中日と交換トレードに出された悲運の選手。しかし遊撃手の守りは鉄壁で、中日でも移籍当初は大活躍だった。
ところが最近は、あまり活躍するところを見ないなぁ、と思っていたところである。

帰ってきて調べたら、去年11月頃のニュースがHitした。

あの久慈が本当に帰ってくるのだ。
とにかく、とても嬉しいニュースである。

最後にひとつ、面白いニュースがあったので、紹介しておこう。
人工知能」ならぬ、「人工無能」がサービスとして利用できるそうだ。

最初は無能だが、話せば話すほど辞書を充実させていって、まるで知能があるかのように振る舞うことができるのが人工無能
ネーミングセンスと、簡単にプログラムできること、あと何となくやってて楽しい(昔雑誌のサンプルプログラムでついてきたので、遊んだ覚えがある)ので、興味を持った人はやってみてはいかがか。