【元次官襲撃事件】 毎日新聞、「Wikipediaで犯行予告」と誤報→各テレビ局も釣られて報道

痛いニュース(ノ∀`) : 【元次官襲撃事件】 毎日新聞、「Wikipediaに犯行予告」と誤報→各テレビ局も釣られて報道 – ライブドアブログ

事件そのものはひどい話なんだけど、これは面白い話。メディアの正当性を考えさせられるね。

要するに、Wikipediaに事件のことを書き込んだ時間は世界時間で、日本時間の表記とはズレているんだけど、それに気づかず「犯行前に書き込みが!ネット犯罪だ!」とマスメディアが騒いでいるわけです。誤報に気づいた辺り、記者は2ちゃんねるを見ながら記事を書いているようでもあります。

面白い、というか問題だなぁ、と思うのは、誤報だったときにそれを隠蔽してしまう従来のマスコミの体質。テレビや新聞などで取り上げておいて、これだけはっきりと誤報だということが分かっているのに、それについての報道は一切無い。この怖さ・・・。
2ちゃんねるとかネットの情報を鵜呑みにするわけじゃないし、そちらを信用しているわけでもないけど、こういうサブカルチャーというかアンダーグラウンドなところのニュース・ソースも持っておかないと、ちゃんと何かを「信じる」ことすらできない。

逆に言えば、こういう裏情報がわれわれ素人でも簡単に入手できるようになった点は、ネットの長所ですな。