減感作療法など

ということで、のどが駄目になったので耳鼻科に寄ってから出勤することに。
耳鼻科は8:45からやっているので、娘を8:30に幼稚園に連れて行けば、ちょうど良い。実際45分ぐらいに着いた。

ところが、なんと既に16人待ち!これ、何時頃になりますかと聞いたら、「目安ですが、十時頃・・・」といわれた。しかもその口調から、明らかに本当は十時半ぐらいだけど、というニュアンス。oh…

一旦帰宅して、時間を見計らって出直し。この耳鼻科は、ネットで「今何番目」というのがわかるから便利だ。

さて、のどの様子を見てもらった。のどの奥まで何かをつっこまれて、「高い声を出してみて」と言われても当然出るわけもなく、炎症を抑える薬と漢方薬、そしてなぜか解熱剤(=痛み止め)をもらった。これはこの後、熱が出てくるということか・・・?そんなに痛みを訴えてないのに。

で、ついでといってはなんだが、「花粉症の減感作療法ってのに興味があるんですが、いつからはじめるものですか?」と聞いてみた。すると「シーズンが始まる数ヶ月前ですよ・・・そろそろ・・・今日はじめても良いですがね」という。よろしいですか?と聞かれたので、「(のどの治療と平行で)いいんですか?」と聞き返す。結局、今日からやってみようということになった。

まずは採血して、どこにアレルギーがあるかを調べるという。スギ、ヒノキ、イネの辺りはチェックしてもらって、「ハウスダストは?」と聞くので「わかりませんが、調べてください」。でまぁ、その辺を調べてもらうことに。さらに「この春の症状から見て、スギ花粉は間違いないでしょうから、早速第一回の注射もしましょう」という。そんなにはしょってええのか(笑)

さて、ということでずいぶん久しぶりに血を採られ、つづいて同じ腕にすごく濃度を薄めた杉花粉のアレルゲン注射。採血の注射針は太くて、刺さると少し痛いし、血がぴゅーぴゅーでるので「おぉ」という感じ。アレルゲン注射の注射針はすごく細く、すごく少量なので、あっという間に終わる。痛みもない。

が、甘かった。痛いのはその後なのだ。
当然ながら、アレルギー反応が出てくるのである。最初はちくちく痛くて、その後ずーんと重く、痛く、じんじんしてきて、最後はピリピリし始めた。この痛み、というか不快感は、今まで体感したことのないものだ。うん、面白い経験だった。が、これが毎週続くんだよなぁ・・・orz。

15分間院内で過ごして、最後に先生に見てもらう。赤く膨らんだ皮膚の径を測ってもらいました。9mm×9mmでした。外周は19mm×20mmかな。明日になったら、また少し腫れるらしい。すぐに反応する部分と、遅れて反応する部分があるらしいから。そのサイズを測っておいてね、ではまた来週とのこと。

終わって薬をもらってから出勤。

さて、領収書を見ると、注射料21、処置22点とある。どちらが採血で、どちらがアレルゲン注射なのかはわからないが注射の方かな?であれば21点×100円×三割負担、で360円。これが毎週で、数年続けないと駄目だという。シーズン中もするのだろうか。だとしたら、一年50週、3年で終わったとして54,000円か。ちょっとした出費だな。でもこれで完治するならいいや。

と、思ったら「治療率50%なんですってね」という衝撃の事実を院生から聞きました。それは知らなかった・・・

でもまぁ、乗りかかった船。やってみます。