遺書を読む会

学部時代の指導教員が本を書き上げたので、弟子の前で披露するという。読書会、参加してきました。

極めて大きなテーマで、メタファーと言葉の再定義が繰り返されるので、信じるものは面白いし、信じない者にはイロモノでしかない。

俺はそういう先生が好きだし、老いてなおその元気があること、嬉しく思いました。先輩や後輩も批判的に愛してるし、楽しい世界だったな。

なんというか、久しぶりに学部生のような気持ちで先生に接することができたように思う。おそらく学生の頃にあった根拠のない自信の代わりに、自分なりの考え方が少しはできてきたおかげだろうと考えている。即ち、ベイズ万歳だ。

自分の研究はちゃんとせなあかんけど、それを取り巻く世界もよく勉強しないとな、とも思った。論文を書きたいのではなく、「知りたいんや」