学会賞をいただきました

ありがとうございます。そしてホンマすんません。

行動計量学会から表彰されました。林知己夫賞(優秀賞)というやつで,過去の受賞者を見てもすごい名前がズラーっと並んでいるところに,入れてもらいました。

受賞の一報をもらった時は,どういうことなんだろうと,本当に首をかしげるような状態で。論文賞なら,あの論文が認められたんだ,と思います。出版賞なら,あの本がよかったんだな,と思います。優秀賞は「長年頑張っとるねえ(大意)」なので,なんというかピンとこないんですよね。

いや,嬉しいんですのよ。表彰されたのなんか,高校の時のNHKだったかな?の作詞作曲賞(「人造人間KOSUGYのうた」)以来ですからね。幸いこの学会は一番長く続いている学会の一つで,20年来の会員です。何か素敵な論文を書いたってことはないんですが,メインストリームにならない隅っこをウロチョロしてて,それを気にしてくれる人がいたってことのようで,ありがたいことです。

ご無礼なことに,総会をサボって仲間とコーヒーを飲んでおりましたら,ツイッターで「どこにいるの,ばっくれてんじゃねえよ」と連絡をもらいまして。懇親会で授賞式なんだと思ってたら,総会で受賞して,懇親会ではコメントだけなんですね。結局,大会の委員の方々にご迷惑をかけ,懇親会で受賞してもらいました。本当に失礼しました。授賞式の後のスピーチが謝罪会見になったのも,俺らしいといえば俺らしいですか。

懇親会の後は,身近な先生方やお仲間を誘って打ち上げしてきました。師匠の言いつけ通り,賞金はみんなにフィードバック。一人で取れた賞じゃないんだから,の精神です。これは本当にそう思いますし,やっと私も恩返しできる立場になれました。ありがとうございました。

学会に,「これからも頑張るように」と背中を押してもらったのですから,私も残りの人生でしっかりと考えて「数理社会心理学の礎」を作ってから死にたい,と思うようになりました。人生はまだまだ楽しいことがありそうです。今後の私の活躍にご期待ください。あと叱咤激励ください。叱咤9激励1でお願いします。