ハロウィンにクッキー

そんな風習ありましたかね?

今日は在宅の日だったので、妻が映画に出かけて、俺がお迎えに行くなど。帰り道すがら、娘が「クッキー作りたいのよね」みたいなことをいう。なんでかなぁ。ハロウィンだからかな?まぁええんちゃう?とか聞き流して。

帰宅すると、子供たちは自分の宿題をするし、俺は原稿の校正に戻るのです。途中で「音読聞いてね」と娘が来たけどね。終わったらやはり「クッキーつくるの」という。どうやって?と聞いたら「Siriに作り方聞くから」と。へえ、まぁいいけど…?

しばらく静かで、仕事がはかどるなあと思っていたら、娘がドタバタ戻ってきて、「薄力粉って何?」という。まあね、どうせこんな感じでどこかで詰まるからアキラメナサイと言おうかなと思ったんだけど、ふと気になって下に降りてみると。

まさか!と思ったね。卵とマーガリンを混ぜたボウルが目に入る…。測ってないよねえ、明らかに。普通バターだよねぇ。でもこれでここまで始めちゃったのね?まさか黙って開始してるとは…!参考にしてるサイトを見ると、すげえ、分量とか書いてない!お菓子作りは分量が命と聞きましたが。よくみると「作り方はこれだけ!次のボタンを押したら細かいレシピがあるよ!」とか書いてる。あー、娘見ないわ〜。その気にさせて、ズルいわ〜。

娘は前作のプリキュアのおかげで、混ぜたら何でも美味しくなると思ってる節がある。クッキー作り、お菓子作りは混ぜることと見つけたり、みたいな。混ぜてれば美味しく成功すると信じている…!

とりあえず、なんとかこれを成功体験にしてやらねばと、帰ってきた妻の助けを借りて、小麦粉を入れたり(分量わからん!)砂糖を入れたり(入ってなかったんかい!)、寝かしたりなんかしたりして、とりあえず何とか作りましたよ。なんか出来ましたよ。味気ない素のクッキーみたいなのは初めて食べたわ。

まぁでも、一人でやろうとしたことは、良い。創造性と自発性こそ子供の財産。でも「オーブンとか使うから、今度から作るときはお父さんにも声かけてね」と言いましたとさ。