息子の期待値

息子は小学5年生である。お小遣いは500円/月である。

iPhoneアプリで「ルーレット」というのがある。選択肢と重みを入れると,割合に変換してルーレットを表示し,スタート&ストップで答えが決まる。我が家では「何食べる?」とかいうときに入れて遊んだ理している。

ふと,息子が,お小遣いの額をこれで決めれば面白いんじゃない?と言い出した。

そこで「じゃあ,平均して500円になるようにしないといけないよ,例えば,半分が1000円,半分が0円というように。」と提案。実際にそのように入力し,半々ぐらいの割合で出ることを確認。なるほど,これだと平均500円でいつものお小遣いみたいになるんだね,と息子も納得した模様。父としては「これは確率と期待値を教えるのにいい機会。あるいは息子のリスク志向の程度が測定できるいい機会」と,内心ほくそ笑んでいた。

ところが息子は「選択肢に1500円とか1000円とかが欲しい。最低でも300円は欲しい・・・」といろいろお考えがあるご様子。しかし割合(確率)との組み合わせがわからない。

そこでPCをもってきて,表計算ソフトを立ち上げ,A列にいくつかの選択肢を書き込ませた。B列には割合を。C列はそれを掛け算して得られる値を自動で出すように数式入力。そして「B列の合計」と「C列の合計」を算出するセルを作り,「B列の合計が1.0でC列の合計が500になる組み合わせなら,A,B列の数字はなんでもいいよ。いろいろやってごらん」と試させることに。

自由度が多いので組み合わせはいろいろあるが,額をあげたら割合を下げねばならぬ,というのを学習していって欲しかった・・・のだが。いろいろトライアル&エラーをやって,悩んでいるときは時折数字にアドバイス(ここを小さくしてごらん,とか)していたのだが,だんだんその作業が行き詰まってくる,というか自分の欲求と合致しないことがわかってきた様子。

最終的には「最低でも500円は欲しいし,時々1500円ぐらい欲しい!」と言い出した。基本給を下回る額を少しは入れないと,期待値が基本給になることはあり得ないわけで,「そりゃ無理だよ。ギャンブルってものの考え方はそうじゃないよ」と言ったら拗ねて放り投げた。結局,毎月定額を確実にもらうプランのまま行くことに。

結局,確率とか期待値の考えは馴染まなかったようで残念。まだ早かったのか,教え方が悪かったのか。うーむ。

 

 

追伸 妻に顛末を話すと,「そりゃそうよ,あの子が欲しいのはボーナスであってギャンブルがしたいわけじゃない」と言われて納得。そりゃ悪いことしたw

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